投稿者は自分で指定した時間にいなかった事。
宅配業者は、それに対して写真のような書き置きを残した事。
これに対して物議を醸しています。
投稿者は現在削除していますので、投稿者に対する批判コメントが多かったのだと思われます。
赤石義仁の所感
投稿者は自分が指定時間に対して自分が不在だったのが悪いと認めている一方、宅配ドライバーは、時間指定したのに不在とは何事だという事。
たしかに人間の生活を考えたら、指定時間に不在の場合があっても仕方ないと思います。
しかし、宅配ドライバーは、それにより自分の時間の仕事時間が増えるが、件数出来高制で、タダ働きになってしまう。
そうした事情を知らず、ただドライバーの書き置きに対してのつぶやき。
どちらが悪いかどうか?この問題そのものをどう解決していくかというのは、宅配サービス会社が検討しなければならないでしょう。
以前からこうしたことは社会問題となっております。
おそらく宅配ドライバーは委託で一般的な労働契約ではないでしょうから、タダ働きが問題。
では、再配達に料金を科す、または配達センターまで自分で取りに行くというのはどうか?という意見も出てくる。
それがなかなか出来ない理由は、何を持って「不在とするか?」という問題が出て来ます。
例えば、家にはいたがトイレから出られず、不在票を置いていかれたというケースがあったとする。
これをドライバーの判断で不在と決めてしまったら、さすがにクレーム満載でしょう。
それでも、受け取れなければ仕方がないという世論になってくれば問題ないだろうが・・・
ではインターホンを押して60秒反応がなかった場合は不在とすると決めたらどうだろうか?
今はインターホンを押した時間の記録が残る場合も多いが、残らない場合はどうするか?
押した押さないのトラブルも考えられる。
こうした議論は各社でされているはずなのに、未だ解決しないのは、宅配業者があまりにもドライバーや顧客を蔑ろにし過ぎている。
そのような問題は宅配業者の規約でなんとでもなるはずです。
私は、この問題に対して批判されるべきはドライバー個人ではなく、宅配業者と顧客の間の問題で、その顧客が該当の宅配業者を使いたいないというのは正当な主張だと思われます。
ツイッターが炎上する要因の一つに、単なるつぶやきになると、今回のように、一番の問題である宅配業者の対応という部分が見えずに、顧客対ドライバーの議論になってしまうこと。
つぶやきが短いことから一番の問題である宅配会社への批判が逸らされて、顧客対ドライバーとなれば、ドライバー側の不満はやり場がなくなって、炎上となる。
問題はどう考えても宅配業者の規約でしょう。
そして、一番の被害者はドライバーであることは間違いないでしょう。
顧客➕ドライバーVS宅配会社 という図式なら炎上しなかったと思うが、ツイッターは短文のつぶやきになってしまうところがあり、誤解を招くケースが多い。